桑の食籠です。
桑のはあまり大径木の木ではありませんので、このぐらいのサイズでも珍しいです。
仕上げは拭漆(ふきうるし)仕上げです。
拭漆とは、器に漆を塗っては拭き取るという作業を何10回も繰り返し、器の表面にわずかに残った漆が積み重なって艶を出していく仕上げ方法です。
途中に何度も研ぎ工程を入れてます。
この作品の場合は、トータルで30回以上拭漆を重ねています。
食籠は本来、茶会でお菓子を入れる器ですが、自分は試作品の木地を仕上げて、ホームパーティなどの時に、ご飯モノなどを持っていくために使ったりもします。
尚、作品は桐箱付きですが、売約後に桐箱を製作致しますので、2〜3週間お時間を頂きたく願います。
商品コード:SY-002
制作年:2009年
サイズ:直径210㍉ × 高さ105㍉
302,500円(税込み)
日本国内送料込 (但し、北海道・沖縄は1,000円)
※日本国外への発送はできません。