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信州でインハウス34年。
79年に諏訪精工舎に入社。SEIKOのウォッチデザインからはじまり、85年に社名がセイコーエプソンとなってからは、企業VIをはじめ、製品、パッケージ、展示会のデザインなどを担当するデザインセンターを立ち上げ、それまで事業部内部門であったデザインを本社部門とすることで全社に関わるデザインを経験できました。
そのなかでデザインの創造性を生かす場をもとめて地場産業とのご縁を持ち始めたことが地域とのつながりの始まりです。
巨大な市場を対象とするインハウスデザインから一転して、小ロットで高い価値のある(付加価値ではありません!)ものつくりの現場に向き合い、あらためてデザインという行為を再認識し、取組んでいるところです。
目標は、「落語のようなデザイン」。デザインで想いとストーリーを咄し、最後にニコッとできれば大成功。